Artist

藤城嘘 Uso Fujishiro

藤城嘘 (Uso Fujishiro)

1990年 東京生まれ

2009年 展覧会企画などをし、本格的に美術家として活動開始

2015年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業

2019年 美学校講座「現代アートの勝手口」講師 (2021年退任)

2020年 「VOCA展2020」入選

1990年東京生まれ。日本人の母と香港人の父を持つ。現在東京在住。日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。インターネット上にSNSや動画投稿・配信サイトが登場したころに制作活動をはじめ、「オタク文化」のN次創作的な創造力を、芸術の領域へ積極的に輸入するような活動を展開する。作品のモチーフとして「キャラクター」というテーマを広義にとらえ、アニメやマンガに登場する「萌えキャラ」をはじめとし、文字や記号などへも関心を寄せた絵画を制作。2011年東日本大震災以後は、東北地方や四国地方での芸術祭への参加を経て、宗教や信仰にまつわる文化史や人類に普遍的なモチーフを作品に援用するようになる。風景や都市・動植物や鉱物や気象などの自然科学・美術史や歴史上のイメージや図表が、キャラクターとともに画面上でネットワークを構築するかのような作品を制作し、時空を超えたイメージ世界の交流や生態系を表現する。また、自ら作品制作をするだけでなく、SNSを通して出会った様々なアーティストやクリエイターに声をかけたグループでの展示企画も積極的に続けている。

展示歴として主な個展にギャラリーαM「「絵と、」vol.2 藤城嘘」(2018)、EARTH+GALLERY「芸術係数プレゼンツ「キャラクトロニカ」」(2013)など。主な参加展示に上野の森美術館「VOCA展2020」(2020)等。「カオス*ラウンジ」としてTODA BUILDING「TOKYO2021 「un/real engine −− 慰霊のエンジニアリング」(2019)、福島県いわき市での「カオス*ラウンジ新芸術祭」(2015〜2018)、岩手県石巻市での「Reborn-Art Festival2017」(2017)、香川県女木島での「瀬戸内国際芸術祭2016」(2016)、東京都文京区湯島にあった藤城家の実家で行われた「キャラクラッシュ!」展などに参加。講師経験として、2018年〜2020年、「美学校」の講座「現代アートの勝手口」の講師を担当。

Uso Fujishiro

1990 Born in Tokyo, Lives and works in Tokyo

2015 Graduated from Nihon University college of art, B.F.A Painting

2019 – 2021 Lecturer at the Bigakko

2020 Winning a prize in VOCA2020 The Vision of Contemporary Art

Works